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高山村:紀伊続風土記(現代語訳)


高山村 たかやま

請川村の艮の方(※東北※)にあって川(※熊野川※)を隔てて相対する。正安の文書に鷹山とある(本富竹坊蔵〔※富は宮の間違いか※〕)。その頃、鷹山検校がこの地にいて神領を支配したという。鷹は仮の字で高山と書くのを正しいとすべきである。
  熊野の説話:高山・敷屋の地名の由来
  熊野の歌:熊野川

高山・小津荷の2村は田畑がはなはだ少なく紙を製して産業とする。紙は半紙大半紙である。当村はもと熊野権現の紙漉きであるという。

当村に昔から猿引(さるひき:猿まわし)がある。熊野猿ということはこの村の猿のことであるとのこと。名草郡の貴志村の猿引(さるまわし)は慶長の頃この村より移ったのだ。

和歌山県田辺市本宮町高山

読み方:わかやまけん たなべし ほんぐうちょう たかやま

郵便番号:〒647-1705

田辺市本宮町の観光スポット宿泊施設

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牟婁郡:紀伊続風土記