野中村:現・和歌山県田辺市中辺路町野中
野中村:紀伊続風土記(現代語訳)
野中村 のなか 田畑高 422石2斗2升1合 ○比曾原王子碑 ○継桜王子社 境内周98間 天正年間の記文に小広峠の王子を見明之明神の側に勧請しようと神主氏子が語らって社を建てたという。この記によれば、この王子は古は中の川王子より東、小広峠にあって、『御幸記』の次第に合わない。古はこの地にあったのを中頃小広峠に遷し、また今の地に遷したのか。 社前に桜樹がある。秀衡桜という。また接桜という。古、奥州の秀衡夫婦が熊野参詣のとき、剣山の窟にて出産し、その子をそこに置いて参籠する。ここで桜を手折って戯れに祈って「我が子がつつがなく生育すれば、この桜の色香は盛んであろう」といって、下向のときに見ると、その桜はよく成長し、幼い子もつつがなかった。そのことからその桜を接桜また秀衡桜というと言い伝えている。 ○中川王子碑 境内周8間 ○小広王子碑 境内周12間 ○八幡宮 境内周28間 ○養命寺 清水山 禅宗臨済派田辺城下法輪寺末、村の中にある。 ○高尾山 ○紅葉ガ滝 ○野中清水 ○地士 渡瀬安兵衛 和歌山県田辺市中辺路町野中 読み方:わかやまけん たなべし なかへちちょう のなか 郵便番号:〒646-1401
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