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岩崎村:紀伊続風土記(現代語訳)


岩崎村 いわさき  小名 野田(のだ)

 田畑高 197石6斗5合4勺
 家数  51軒
 人数  213人

富田荘保呂村と富田川を隔てて相対する。巌が聳えて川に臨んでいる所がある。それにより岩崎の名が起こる。小名野田は村の坤(※西南※)7町にあって、富田荘平村と堺する。

大神宮  境内森山周24間
村の中に巌山にあって1村の産土神である。永正2年の棟札に柏山又四郎という者の建立とある。

虫逐明神森  境内森山周50間
小名野田にある。社なし。樹を神として祀っている。

正福寺  岩崎山  禅宗関山派朝来村円鏡寺末
大神宮の側にある。大神宮の永正の棟札に岩崎山正福寺とある。古くは京妙心寺末という。境内の巌窟に不動堂がある。

和歌山県西牟婁郡上富田町岩崎

読み方:わかやまけん にしむろぐん かみとんだちょう いわさき

郵便番号:〒649-2104

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牟婁郡:紀伊続風土記