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大瀬村:紀伊続風土記(現代語訳)


大瀬村 おほぜ 小名 皆根川(かいねがは)

武住村の坤(※西南※)18町ばかりにある。西の方の野中村まで3里ばかりという。この村の北に皆根川という所がある。いま人家はない。皆根川は峡根川で2つの山の間を流れてくることをもっていう。四村川の源である。この谷川は四番荘の内、三日峯及び夫婦坂、道湯川などの諸谷より来てここで瀬がやや大きくなることをもって大瀬の名があるのであろう。この村の西の三日森の峯を熊野口奥の境とする。南は峯筋大塔峯の方に続き、じつに深山幽僻の地である。

小祠1社

吉祥菴  禅宗臨済派檜葉村正覚菴末、村の中にある。

  大瀬関連の熊野の説話

和歌山県田辺市本宮町大瀬

読み方:わかやまけん たなべし ほんぐうちょう おおぜ

郵便番号:〒647-1725

田辺市本宮町の観光スポット宿泊施設

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牟婁郡:紀伊続風土記