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矢野川村:紀伊続風土記(現代語訳)


矢野川村 やのがわ 小名 通谷(とおりだに) 小谷(おたに) 新田 檜平(ひのきたいら)

入鹿荘小栗須村の東9町にある。村名は石倉の谷々多いので弥川(いやかわ)の意味であろう。小名通谷・小谷・檜平は に村の丑の方(※北東微北※)にある。

矢倉明神社  表行5尺 境内山方2町

東禅寺  風谷山 境内周62間、禅宗曹洞派上野村長徳寺末、村中の山の上にある。

宮滝  釣鐘滝
宮滝は高さ6間、村の巳の方(※南南東※)5町余にある。釣鐘滝は高さ8間、村の巳の方(※南南東※)10町余、谷奥にある。

矢ノ川
大峰山から流れ出て入鹿荘小栗須村にて入鹿川に落ち合う。

三重県熊野市紀和町矢ノ川

読み方:みえけん くまのし きわちょう やのかわ

郵便番号:〒519-5406

紀和町の観光スポット宿泊施設

牟婁郡:紀伊続風土記