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口高田村:紀伊続風土記(現代語訳)


口高田村 くちたかた

浅里村の申酉の方、川を隔てて26町余りにある。慶長検地帳では高田1村とする。延宝6年、口高田村・里高田村西高田村の3ヶ村に分かれる。

この地は相賀村から高田川に添って通すことができる道がなく当村の高田口という所から申の方(※南西微北※)に向い峻峯を越えるのを通い路とする。西南は小口川郷東村大山村、那智寺山などに堺して山に周りを囲まれているが、渓間はこの辺りにしてはやや開けているので村居がある。高田の名は地形によっていうのであろう。

その開墾のことは詳らかに里高田村の栗須氏の条に載せる。

龍光庵  禅宗曹洞派里高田村高禅寺末、村中にある。

和歌山県新宮市高田

読み方:わかやまけん しんぐうし たかた

郵便番号:〒647-1101

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牟婁郡:紀伊続風土記