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小坂村:紀伊続風土記(現代語訳)


小坂村 こさか

佐渡村の寅の方(※北東微南※)15町余にある。木本郷の木本浦・新鹿浦、佐渡村・大俣村等に隣り、東西南北みな坂を越えなければ他村に至り難い。故に小坂の名がある。

辰の方(※南東微北※)11町に村居して川に添う。川の流れに丸木橋を架けて木本郷の木本浦との往来に役立てる。村名はこの谷川の小橋から起こった。狭渡の意味であろう。

飛鳥明神社  境内周104間
 本社(方5尺)  拝殿  若宮
村の巽(※東南※)にある。1村の産土神である。寛文記に、飛鳥若宮が神山村より勧請。玉垣16間。御供田が9畝あったことが見える。

永明寺  日向山 禅宗曹洞派木本郷木本浦極楽寺末
村の中にある。開基は極楽寺2世観応和尚という。

小堂1宇

三重県熊野市飛鳥町小阪

読み方:みえけん くまのし あすかちょう こざか

郵便番号:〒519-4563

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牟婁郡:紀伊続風土記